理想の生活を実現するための日記

お金と幸福について考えたことを書いてます。

趣味としてのゴミ拾い

お金の不安がなく、毎日ブログを書いて本を読んで気が向いたときに図書館や美術館に行って、好きなだけ寝る。

 

それが私の理想の生活。

 

「趣味は何ですか」と聞かれると、とても困ります。しいてあげれば、読書なのかもしれませんが、最近読んでる本やお勧めの本を聞かれると困るので言いません。最近読んで面白かった本は「妾と愛人のフェミニズム」ですが、言われた方も困るかなと。

 

「休日は何をされているんですか」と聞かれるのも、微妙。家事と読書のほかにやっていることと言えば、近所のゴミ拾いくらいです。もう、趣味はゴミ拾いでいいかなという気持ちになってます。

 

ゴミ拾いって、意外と楽しいのですよ。

 

職場で強制的にやらされるのは何だかなあと思いますが、自分の意思でやる分には良いことづくめです。

 

趣味なので、気が向いたときにしかやりません。天気が良くて、元気があって、やる気になった週末の朝だけです。

 

拾うゴミは、可燃物のみ。中身がどうなっているかわからない缶コーヒーとか、何ゴミかわからない謎の物体とか、捨てるのが面倒な陶器とかは拾いません。紙ゴミとビニールゴミだけです。

 

何が良いかと言いますと、まったくお金がかかりません。初期費用は100均で買ったトングと、ゴミ袋(小)のみ。

 

歩くので健康に良いです。休日は家からでなくて全然大丈夫なので、何もしないと1日の歩数が300歩とかになりがちです。ゴミ拾いをすれば、必然的に歩くので座りっぱなしで過ごさなくてすみます。

 

根拠はありませんが、朝のうちに歩いておくと、その日の活動量も全体的に上がる気がします。

 

何より、自分が良いことしてる感じがして自己肯定感があがります。おそらく、子供のころから「落ちているゴミを拾うことは良いこと」と教育されてきたせいでしょう。もう誰もほめてくれませんが、「えらいぞ自分!」と思えます。

 

「ゴミ拾いをするようになってから、こんなに良いことがありました」という感じはありませんが、自分が満足できるので良しです。

 

得られるものが自己満足のみという点で、まさに趣味かもしれません。今度から趣味を聞かれたら「ゴミ拾いです」と言ってみようかと思わないでもありません。ひょっとして、一緒にやりたいという人がいないとも限らないですし。

 

お金がないために趣味を楽しめないのは辛いので、お金のかかる趣味がないのは良かったです。