お金の不安がなく、毎日ブログを書いて本を読んで気が向いたときに図書館や美術館に行って、好きなだけ寝る。
それが私の理想の生活。
お金の勉強を始める前は、ずっと不安でした。
老後の資金は大丈夫なんだろうか。私は何歳まで働けばいいんだろうか。そもそも、50歳でこんなに身体の調子が悪いのに定年まで働き続けられるんだろうか。
今は完全に不安がなくなったわけではないけれど、だいぶ軽減はされました。なぜ不安なのかがわかったからです。
理由は「家計を管理できていなかった」から。
老後の資金が大丈夫なのかどうかを知るには、自分がいくらあれば生活できるかを知る必要があります。
老後に必要なのは、((毎月の生活費×12か月)+特別支出)×生存年数
まず、毎月の生活費がわかりません。現金がなくなったらおろすだけ。だから生活費がいくらか知らない。
特別支出になると、さらにわかりません。家電がいつ壊れるかなんて知らないし、冠婚葬祭がいつあるかなんてわからないし、車だって地方勤務だったら必要だし。
ましてや自分が何歳まで生きるのかなんて知らんがな。
要するに、老後に必要な資金は((?円×12か月)+?円)×?年!
そりゃわからないよ・・・
これでは話が進まないので、しかたなく考えてみました。
((?円×12か月)+?円)×?年のうち、まず生活費はがんばれば計算できそうです。特別支出はESSEやサンキュ、日経ウーマンの見ながら、何となくの予算はたててみよう。
あと何年生きられるかわからないけれど、私のような凡人は平均値くらいかな。うっかり長生きしちゃうかもしれない可能性を考慮して平均+10歳くらいで見ておこうか。
自分でできることと、できないことを切り分けたら、なんとなく全体像が見えてきました。
老後に必要な資金がある程度わかれば、あとは貯蓄の推移予想と、早期退職も含めて何歳に退職したらどのくらい退職金が出るか調べて、年金と社会保障について調べて。投資の方が貯蓄よりも効率が良いから、今のうちから投資も始めよう。
色々と調べていくうちに、何とかなりそうな気がしてきました。良かった~。
完全に不安がなくなったわけではないけれど「何かあっても自分で家計を管理できていれば必要以上に心配しなくても大丈夫かな」と思えるくらいにはなりました。
不安の正体は「お金がない」ことではなく「いくら必要なのかわからないこと」だったのです。
勉強って大事ですね。