理想の生活を実現するための日記

お金と幸福について考えたことを書いてます。

コロナショックというものがあったらしい

お金の不安がなく、毎日ブログを書いて本を読んで気が向いたときに図書館や美術館に行って、好きなだけ寝る。

 

それが私の理想の生活。

 

日本株式投資100年史」を読んで歴史に興味をもち、過去のマネー誌を見るようになりました。今はコロナの始まったころまでさかのぼってます。

 

投資の世界では「コロナショック」があり、株価は軒並み暴落。優待も次々と廃止され、投資家の皆さんは右往左往。人によっては「この世の終わり」のような勢いでした。当時は、コロナ禍がいつまで続くか全くわからなかったのですから仕方がありません。

 

2024年の今ならば「コロナは収束するし、残念ながらリモートワークはそんなに普及しなかったので相変わらず通勤電車は満員だし、ゴールデンウイークはどこもすごい人出だよ」ということがわかります。

 

この世界は終わらないし、日本経済も世界経済も順調に右肩上がりです。後から振り返ればですが。

 

急激に下がってびっくりして売ったら、その後株価は急上昇。安くなったのでお買い得と思って買ったら急降下。迷っているうちに上がった、下がった。空売りがことごとく外れた。「あの時ああしていれば、こうしていれば」。振り返れば後悔ばかり。

 

当時の状況を見ると大暴落のときに、普通の人が何を考えてどう行動したのかが垣間見えて非常に面白いです。

 

外出自粛で家にいる時間が増えて株価ばかり見てしまうという意見もかなりありました。

 

大暴落はいつ起こるかわかりませんが、いつかは必ず起こるはず。他の人がパニックに陥っているなか、自分だけが冷静でいられるとは思いません。でも「パニックになるのが普通なんだ」と知っていれば、少しは冷静さを保てる・・・・といいな。

 

リーマンショックの時はコロナショックどころの騒ぎではなかったはずなのに、今ではすっかり「時代は投資!」という風潮になっているのにはびっくりです。喉元過ぎれば熱さを忘れるなのか、どんなに大きい金融危機でもいつかは復活するということなのか。

 

私自身は「投資はやったほうがいいんじゃないか」と思っているし、今日リーマンショック級の大暴落が起きたとしても耐えられる。なぜなら、その範囲でしか投資していないから。

 

でも、本の一冊すら読むことなくオルカンを購入しているような人がいるのを見ると心配にはなります。