お金の不安がなく、毎日ブログを書いて本を読んで気が向いたときに図書館や美術館に行って、好きなだけ寝る。
それが私の理想の生活。
FIREを目指すのかといえば、そうでもないような気がします。
FIREとはFinancial Indepenndence, Retire Earlyを略した言葉で、経済的に自立して早期リタイアするというライフスタイル。
大金持ちになって一生遊んで暮らすぜ!ではなく、「自分が生活するのに必要な金額を資産を運用することで得られる収入でまかなう」という考え方です。
例えば1億円を年利4%で運用できれば、1年間に400万円を不労所得として得られるので、400万円で生活していける人であれば、理論上は働かなくても暮らせます。
ただ、どうしても「年利4%で運用できれば」というところがひっかかりますよねえ。
人間に欲望がある限り、経済は長い目で見れば成長していくとは思います。でも、年単位で考えたら景気の良い時も悪い時もあるはずです。4%以上の時もあれば、マイナスの時だってあるでしょう。
ただひたすら経済成長を願うだけの人生設計には不安があります。いくら祈っても、大暴落は避けられないし。
そうすると、やはりある程度は他の収入源があったほうが良いのでしょう。
理想の生活における「仕事」については、あまり深く考えたことはありませんでしたが、急に無職になるのは精神的にも不安が大きい気がします。
将来の資金を食いつぶしていると思ったら、おちおち外でお茶も飲めません。使ったら使った分だけ資金は減りますから。
のんびり暮らしたいとは思っているけれど、絶対に仕事をしたくないというわけでもないような気もします。
今の仕事だって部下がいなくて、拘束時間が半分で、転勤がないのであれば、あと20年くらいは働けそうです。もちろん給与は今の3分の1で構いません。
「あまり働きたくないけど給与も低くて良い」という人が、働き続けることができる仕組みがあるといいのに・・・。
まあ、そんな都合の良い制度ができるわけもなく。
私だって体さえ動けば若いころのように情熱をもって前向きに仕事ができると思いますが、更年期をむかえてもはや物理的にバリバリ働くのが難しい。
となると、自分の好きなペースでできて、身体に負担がかからなくて、定年のない仕事。漠然とですが、投資で日々の生活費を稼げるようになりたいと思ってます。
目指すのはFIREではなく、投資家か。勉強しないと。